推薦図書

管理人、もしくはメルマガ読者のおすすめの本です。
本は知識の源泉。ネットと併用すれば鬼に金棒。

民間防衛
スイス政府著。あらゆる危険から身をまもるための決定版。
災害・戦争・洗脳など、その内容は多岐に渡る。
日本は太平洋のスイスたれ!
特に重要な箇所を引用しているサイト→ http://nokan2000.nobody.jp/switz/


学問のすすめ
「天は人の上に人を造らず人の下に人を造らず」で始まる福沢諭吉の有名な著書。
しかしこの言葉には続きがある。「と言えり。されども今広くこの人間世界を見渡すに、
かしこき人あり、おろかなる人あり、貧しきもあり、富めるもあり、
貴人もあり、下人もありて、その有様雲と泥との相違あるに似たるは何ぞや。」
彼は結果の平等でなく、機会の平等を説いている。
そして最後には、近代国家の人間としての心構えが詳しく述べられる。
それは1世紀の時を越えても今なお古くならない。また、民間防衛の精神にも繋がっている。


7月2日22時更新

日本を蝕む人々
内容は目次を見ると分かりますが、東京裁判史観(自虐史観)や、
靖国参拝・歴史教科書と反日デモの問題、
東アジア共同体の危険性、人権擁護法案の話などです。
今の日本が抱える諸問題について、なかなか分かりやすい本ですね。
人権擁護法案についても触れている数少ない本ということで、
多くの方が各スレにおいて推薦されているので、
ここでもご紹介させていただきました。

自虐史観はよく知ってる。じゃあ他にどんな史観があるのだろう。


★新しい歴史教科書は? → 自由主義史観です。ひどく批判されている
この教科書ですが、実際はどうであるか、読んでみてください。
(良いとも悪いとも言いません。ご判断はお任せします。)


韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する
自由主義史観の著者によるこの本は、韓国・中国に対して
「じゃああなた方の教科書はどうなんだ」と問いかけます。
両者が共通の歴史認識を持つのは難しそうです。


日本人はとても素敵だった
韓国・中国は分かった、では台湾はどうか、それを知るには、
この本がおすすめです。著者は台湾の方です。
これを読むと、今の日本より昔の台湾のほうが「日本」に思えます。


学校でまなびたい歴史
この本は、小学校で自由主義史観の授業を実際に行ってみて、
どうであったか、という本です。
巻末に生徒全員の、一年間の授業の感想文が載っています。


★戦前の、なんだっけあれ。 → 皇国史観です。日本を暴走させた
と言われる、尊王思想とはどんなものか。興味のある方には、
物語日本史(平泉澄博士著、全三巻)という少年少女向けの本
(といっても小中学生には、読みづらいと思います)がお勧めです。


「史観」は人の数だけ存在します。
ですから、これらを知ることもあなたの「史観」を作る上で、
決してマイナスになることはないだろうと思います。


7月4日21時更新

フィクションだけど恐ろしい、全体主義。

「1984年」
全体主義国家を描いたジョージ・オーウェルの小説です。
ストーリー展開もいいですが、設定や描写が特に素晴らしい。

「茶色の朝」
絵本ですが奥が深い。1984年を知人に読ませるのは、話が長いので
大変かもしれませんが、これなら気軽に読んでもらえるでしょう。
ただ値段が……。私は図書館で借りて読みました。
(ヨーロッパではたった1ユーロだそうです。)

以下の二冊はまだ読んでいませんので、内容の良し悪しは分かりません。

カルトの正体を暴く、「公明党・創価学会の真実」
説明を見ると、自公連立の経緯について詳しく書かれていそうです。
創価学会自身が買い占めているという噂もあります。

右からも左からも嫌われる、「実録!平成日本タブー大全」
308 名前: 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日: 2005/07/02(土) 13:55:29 ID:P1+hspXyO
別冊宝島Realを読んでみた。
これ凄いね。裏表紙に普通に「在日、同和、えせ同和、食肉、皇室、宗教、
警察、事件、新聞、広告、TV、AV、障害者」とかって書いてあって、
内容は、まあこの通り。タブー書きまくり。
右からも左からも嫌われる内容だろう。
でも、これがジャーナリズムのあるべき姿だろう。
人権擁護法案のことも書いてある。読んでみ。


7月6日22時更新

お二方からご投稿がありましたので、ご紹介させていただきます。

今年の初めだったか確かテレ東で放送した映画、「es(エス)」の
元ネタになった実在の事件を紹介しているサイトです。
http://www.aliceinwonderland.com/misa/stanford_prison_experiment/
(日本語訳付き)
これは71年にスタンフォード大学であった実験のレポートなのですが、
例え何の問題も見当たらない人間であっても、「権力」をもった時、
または「権力に圧制される側」になった時、どう心理が変化していったか、
人間性を損失させていくのか等が、はっきりと示された
重要な証拠ではないかと思います。
例え半島や煎餅からの侵略がないとしても、人権委員会に何の抑制力もない
今の法案内容だと、委員会及び事務局・擁護委員がこうならないと
断言できない危惧を感じさせます。
全ページを読むのは少々長く疲れるかもしれませんが、心理変化の
理論武装の一つとして知っておいても良いのではないかと思います。
(あ、けっこうダークで重い内容なので要注意。
見た目のグロはないものの心理的に来ます)
それにしてもこの法案のおかげで本が増えつつあるこの頃です。
長いから敬遠していた「20世紀少年」にも手を出してしまったし、
3月初旬までは考えられなかったような、歴史検証や政治・国際問題系の本も
増えていっているし、枕の横はまだ手をつけていない
その手の関連本や雑誌の山です(笑)。
おそらく自分だけでなくそういう人多いでしょうね。
(匿名希望)

(VIPまとめより)
映画は過激なようですが、現実も充分怖いですね。
なお、グロではありませんので大丈夫です。

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感銘を受けた本は、以下です。
上記の考えは、この本が後押ししてくれました。
『国を売る人びと 日本人を不幸にしているのは誰か』
渡辺昇一・林道義・八木秀次の鼎談 PHP研究所(2000年)
ほかまだ読んではいませんが
『フェミニズムの害毒』草思社、『間違えるな日本人!』徳間書店
以上林道義
『論戦布告』徳間書店
『論考憲法学』嵯峨野書院(共著)『夫婦別姓大論破!』洋泉社(共編)
以上八木秀次
もご紹介です。
(匿名希望)

(VIPまとめより)
以下、もう一冊ご紹介します。

925 名前: 以下、VIPがお送りします 投稿日: 2005/07/04(月) 18:50:49
平沼センセイから メールが来ていた
 7月10日に 本を出すそうだ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この度 中央公論新社から「新国家論」を出版させていただきました。
自分なりに政治家として原点を見つめ直し、私の考えや展望をまとめました。
まことに拙い小論でご座いますが、
ご一読頂ければ幸甚これに過ぐるものはご座居ません。

衆議院議員 平沼赳夫

『新国家論』
〜まっとうな日本を創るために〜
平沼 赳夫 著

中央公論新社 新刊 7月10日発売
四六判 上製 216頁
定価:本体1500円(税別)
「落ち着いた常識豊かな政治を、国民のために。」
 以後略

漫画サロン板より

140 名前: マロン名無しさん 投稿日: 2005/07/06(水) 14:52:37 ID:30tuPklI
今手塚先生の「アドルフに告ぐ」を読んでる
言論が規制された社会がどんな風になるのか…怖いね
未読の方は是非


7月12日21時更新

オススメの本を紹介させて頂きます。
『「保守」の復権〜日本没落を阻止する唯一の選択〜』
保守なんて古臭いと思ってた私が左派から保守派に
転向したきっかけになった本です。
徹底したリアリズムに基づいて記された本なので、
理想だけが先行してしまわないような思考法を
身に付けるためにも役立つかと思います。
(匿名希望)


10月13日20時更新

マンガ中国入門
あっという間に、驚くべき中国の現実が分かります。
読んでいると、笑ったり青くなったりしてしまう。
ただ漫画としては読みづらいです。

あっという間も無く知りたい方はこちら。

中国の7色に輝く河川と食品(美しい自然ですが「グロ注意」)
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/

本のご紹介「教育勅語」(解説・大原康男)

人権擁護法案マガジン第89号(9月29日発行)
http://www.freeml.com/message/jinkenhou@freeml.com/0000115
(以下は要約)

教育は百年の計と言いますが、最近は教育基本法改正というのがありますね。
基本法を変えるということは、教育の方針を大きく変えるということです。
では、この基本法に欠けていたものとは、何なのでしょうか。

この本は、教育勅語と、その漢英仏独語訳、あとは解説が12ページという、
薄い本です。ここでは、その12ページの解説を主にご紹介します。

<ところが──何と不思議なことには──現代の日本人は自分自身の
過去については、もう何も知りたくはないのです。それどころか、
教養のある人たちはそれを恥じてさえいます。「いや、何もかもすっかり
野蛮なものでした」とわたしに明言したものがあるかと思うと、
またあるものは、わたしが日本の歴史について質問したとき、
きっぱりと「われわれには歴史はありません。われわれの歴史は
今からやっと始まるのです」と断言しました>

この文章で始まります。なるほど、自虐史観に洗脳された現代日本人のことだな。
しかし、実はこれはドイツ人のE・ベルツが明治九年に記した日記です。

明治時代には、近代化を急ぐあまり、日本自身の学問をないがしろにしていました。
そこで明治二十三年になって、ついに教育に関する勅語が作成されます。
目指すは「古今ニ通シテ謬ラス(昔も今も間違いでない)」
「之ヲ中外ニ施シテ悖ラス(国内でも海外でもおかしくない)」ものを作ること。

日露戦争時の米国や、国際道徳会議で、教育勅語は高く評価されました。
GHQのH・G・アンダーソンさえも、悪いものではないと考えたのです。
また、故アデナウアー西独首相は、教育勅語を公邸の自室に掲げて日々愛誦していました。

教育勅語はネットでも読めます。明治神宮のサイトより。
http://www.meijijingu.or.jp/intro/education/


11月11日23時更新

●本のご紹介

「修身」について以下の本を読みました。

修身 日本と世界(小池松次)
精撰尋常小学修身書(八木秀次)
(この2冊は内容が結構重複しています。)

今の学校には道徳の授業があり、道徳の教科書があります。
しかし、はっきりいって何の効果もない。
では戦前の「修身」はどうかというと、なかなか素晴らしい。
実在の人物を紹介することによって、正直とか倹約とか
礼儀、勤勉、家族、愛国というようなことを学ぶのです。
出てくるのは楠木正成や吉田松陰だけではありません。
普通の百姓や商人、下級武士、それから外国人も多い。
決して偏った内容ではありません。もちろん、ここに載っていない
イデオロギー色の強いものも、戦前はあったでしょうけれど、
この2冊のように改善すれば、何ら問題が無いと断言できます。
それと、話がフィクションか現実かというのは、非常に大きい。

教育は百年の計ですから、何よりも優先して考えなければなりません。
教育勅語も含めて、正当な評価をしなければ、このままこの国は滅ぶ。
正当な評価というのは、確かなものなど存在しないのだから、
問題があったか、あったならその原因と対策を調べる、ということです。
教育勅語は本来すばらしいものだったと思います。
戦前、戦中を研究したり、松下村塾を研究したりして、
教育勅語を復活させるか、新しい勅語か、教育基本法改正か、
何らかの大改革を行って、教育を復活させないといけない。

さて、修身の教科書に、アリとキリギリスが出てきます。そういえばこれは
日本オリジナルか?と思い、調べてみますと、イソップ物語でした。
しかし、アリがキリギリスを助けて終わるのは日本だけで、
外国では餓死したキリギリスはアリに食べられるそうです。おーこわ。


12月4日18時更新

情報鎖国・日本―新聞の犯罪(高山正之)

まさに鎖国。マスコミの報道しないところで大変なことが起きていた。
米国における日本企業、東ティモールやベトナム、カンボジアの問題。
マハティール氏の期待を裏切った日本人。やはり何かがおかしい。一刻も早く
開国し、悪い意味での「日本の常識、世界の非常識」を解消しよう。


12月9日21時更新

福翁自伝(福沢諭吉)

「学問のすすめ」の福沢諭吉先生の自伝。幕末、明治において
洋学のリーダー的存在であったので、非常に面白い(人柄も)。
ほか、講談社火の鳥伝記文庫などの幕末の志士の伝記もおすすめ。
火の鳥文庫は子供向けですが、かえって心に響く。短時間で読めますし。
坂本竜馬、高杉晋作、西郷隆盛、勝海舟あたりは読みました。
松下村塾と吉田松陰(古川薫)は火の鳥文庫ではないが子供向け。
武士道は武士道の本でなく、歴史や伝記から学ぶもの、だと思う。

先生、日本のこと教えて(服部剛)

学校でまなびたい歴史(齋藤武夫)と同様に、自由主義史観の授業。
向こうは小学6年生、こちらは中学生。ただ、生徒の感想文は少ない。
「学校で〜」は授業の内容と、それに対する生徒の反応を
知ることができたが、「先生〜」は読者が生徒になるという感じだ。
しかし、よくこういう授業ができるなと感心する。教師のやる気次第なのか。
私も、思想的なものは抜きで、単純に面白い授業を受けたからいいが。
こういう本を読むと、ターニングポイントに来ているな、と実感します。

人にはなぜ教育が必要なのか(小室直樹、色摩力夫)

 オルテガの言う「大衆人」とは何かというと、単なる「大衆」ではなくて、
エリート意識を持たないだけでなく、持つことをいやがり、持っている人を
排斥しようという人たちのことを差します。
 裏を返せば、エリートというのは、その社会のために、自分の利益と
関係なく、その社会のためにしなければいけない、してあげたい、
やらざるを得ないという特別の責務を受諾する人のことであると。
つまり「断れれば簡単に断れるのに、ご苦労様に、そんな苦労を進んで
引き受けるなんてそんな馬鹿な」というのが大衆人であって、
「だからこそやるのだ」というのがエリートです。
 したがって、労働階級の中にもエリートと大衆人がいるわけです。
貴族にだってエリートがいるかもしれないが、大部分が大衆人で、
みんなバカ息子、バカ娘なんです。だからエリートであるか否かは
社会階級とは関係がない、「意識」の問題なんです。意欲の問題です。
というのが、オルテガのエリート論なんです。ちなみにオルテガは
「エリート」という言葉は使わず、「選ばれた者」という言葉で
表現しています。今の言葉で言えば「エリート」という言葉がいちばん
ピンと来ると思います。
 これもオルテガが言っていることですが、人間の歴史が始まって以来、
古今東西どこでも、社会というものは単に大勢の人間の集合ではなく、
それには固有の特別な構造があるのだと。それは一握りの選ばれた者と、
多数の大衆つまり人並みに安楽に暮らしていきたいという志のない者との
二つの要素のダイナミックな統一であると。
(164、165ページ)


1月8日0時更新

新しい書籍が本屋が平積みされていました。「男性的日本へ」(日下公人)
タイトルを見た時、「性差別主義か?」と思いましたが、そういうことでは
ないみたいです。戦後60年間、日本国憲法下で常に「かわいく」
あろうとした日本ではなく、頼りになる日本を作っていこう。それでいて、
日本は日本型のスタイルを。みたいなことが書いてありました。
最近の風潮に漠然とした疑問を持っていた自分にとっては、
参考になるところがありました。
(匿名希望)


1月15日22時更新

3 名前: 読者さん 投稿日: 2005/12/27(火) 02:04:04 TEP3k5Wo
人権問題とは直接関係ないですが…

まんがで読む 平成17年版防衛白書
http://specificasia.seesaa.net/article/10926039.html


(VIPまとめより)
ありがとうございます。
以下のサイトにも載っています。
http://f19.aaa.livedoor.jp/~hiyousi/offlinever2/index.php?no=r776

防衛庁・自衛隊 http://www.jda.go.jp/
政府が出しているってのがすごいですね。


2月23日22時更新

語られなかった皇族たちの真実(竹田恒泰)

皇室典範改正問題について、旧皇族の子孫はどう語るのか。
それだけでも十分興味深いが、それ以上に面白いのが、
大東亜戦争前後における皇族のはたらきだ。
戦後に臣籍降下した経緯も詳しい。この本は読んで損はないと思う。
ただ結論だけ言えば、「男系男子の継承を!」という主張である。

たった一人の30年戦争(小野田寛郎)

なぜこの本を紹介するのか。それはサインがもらえるからです。
http://www.andec.com/onoda/book.html

ロビンソン・クルーソーは資本主義の教科書だという話がありますが、
日本の資本主義の教科書は小野田少尉かな。ちょっと違うか。

194ページ、質問「人生の最も貴重な時期である三十年間を
ジャングルの中で暮らしたことについて」 答え「若い、勢い盛んなときに
大事な仕事を全身でやったことを幸福に思います」
宗教なのかな。そのへんは残念ながらはっきりとは語られていない。
ためになる本です。是非どうぞ。

世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰(波田野毅)

タイトル通り。読みやすく分かりやすい良い本です。
外国人が日本をどう思っているかって、結構気になるものです。

6 名前: ここでいいのかな? 投稿日: 2006/02/22(水) 01:34:19 5bbUJ782
今日発売の【嫌韓流2】に人権擁護法案が取り上げられる。

>◆第6話「人権擁護法案と反日マスコミ」
>反日日本人と朝鮮半島をつなぐ線

作者に嫌韓流1の感想を送るとき「もう少し人権擁護法案に触れてほしい」
って、書いた人も多いんじゃない?(漏れは書いた
そのおかげなのか作者が取り上げてくれたみたい。どの程度内容が
書いてあるかわからないけど、嫌韓流1が45万部も売れてるから認知度は
上がると思われ。内容が気になる人は買ってくださいな。

アマゾン
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4883805166/
嫌韓流2目次
http://www.shinyusha.co.jp/~kenkanryu2/contents.htm


(VIPまとめより)
注文しましたが、まだ届いていないので内容は分かりません。
こちらの日本会議のパンフも試しに買いました。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4944219393/
肝心の人権法案の本は、そろそろ出るのかな?


3月11日19時更新

マンガ嫌韓流2

信じられないほど腐りきった国 それが韓国だ!
韓国を知れば嫌韓になるのは人として当然ッ!

過激な煽り文とは裏腹に、内容は至って冷静で論理的。
間違いがあれば抗議が殺到するだろうし、資料集めは慎重に行なわれたはず。

それでも間違いが発見された。147ページ、鳥取人権条例に基づき
作られた委員会に、在日が二名含まれているというところ。
この委員会は人権条例とは別の条例で設立されたものだったはずです。
まあ問題なのは確かだが。

確認したところ、「鳥取県人権尊重の社会づくり条例」の
「鳥取県人権尊重の社会づくり協議会」だった。
http://www.pref.tottori.jp/jinken/jorei-syakaidukuri.html

それで、人権法案については約8ページ割かれています。GJ!
なんというか、「日本滅亡法案」として描かれている。

私の好きなキャラは在日の松本光一。
帰化した元在日の金田は、出番は少ないが民族のために動く熱い男。
彼らのような人ばかりなら、日韓関係は正常だろうに。
どうでもいいが、主人公の祖父は生きていたようだ。

また、嫌韓流1を韓国語に翻訳して韓国で発行する話があったらしいが、
「親日行為を罰する法律」に触れるのでポシャったとのこと。

あぶない!「人権擁護法案」(日本会議)

なかなかよくまとまっています。しかし、内容が細かいので関心の無い人は
読まないだろうし、私たちの場合だと改めて買うほどでもない。


4月16日0時更新

件名 : こんな投稿は宜しいでしょうか

今日は、最近読んだ本を紹介させて頂きたく思います。
『私の昭和史』(末松太平 著)
http://www.fukkan.com/vote.php3?no=16862

これは、五・一五事件や二・二六事件などの、昭和初期の動乱期に活動した
青年将校の1人による、日記に近い備忘録です。彼らは、日本の軍事独裁を
止める為に、クーデターを起こしました。関係者の中には、天皇制廃止や
日本の共産主義化を目指す人もいましたが、多くの人々は、困窮にあえぐ
農村を救う為に、政治と軍の腐敗を無くすという、純粋な目的で
参加しました。著者の末松氏は、「皇道派」(天皇制を維持する立場)に
区分されており、現在で言えば、人権擁護法案に反対している人々と
似た立場です。青年将校達は終始、政治活動の為に何とかして上京しようと
します。また、考え方の細部の食い違い等での仲違いも多く、自身の
政治構想を持たない末松氏は、アクの強い思想家達の板挟みになって、
調整役として奔走します。が、最後には、権力者達が、若者達の純粋さを
利用して、狡猾な罠に落として使い捨ててしまう。こうした悲劇は、今でも
繰り返されています。今活動している私達も、充分に注意して動くべきです。
小泉政権の進める独裁体制と、郵政民営化に代表される弱い者苛め。
青年将校や思想家達が処刑されたように、小泉政権に異を唱えた多くの人が
「処刑」されました。本書は、狡猾な勢力と渡り合う為の、政治組織の
作り方や運営の参考にもなります。彼らの場合は結局、思想の合わない者達が
散発的に各事件を起こし、いずれも失敗した。血気にはやる軍人が多い中で、
武断的な方法を最後まで拒み続けた著者の姿勢には、学ぶところが少なく
ありません。2月26日にあわせて投稿しようと思ったら、
大分遅れてしまいました。


(VIPまとめより)
残念ながら近所の図書館には無いようです。

軍部大臣現役武官制は、二・二六事件の後に(昭和11年)復活しています。
事件は軍部独裁が本格化する以前ですね。ところで、天皇陛下がクーデターを
認めるとすれば、それはどのような場合だと思いますか。私にも正解は
分かりませんが、ヒントはジョン・ロックではないかと考えます。
大塩平八郎は多分日本で一番それっぽいのではないでしょうか。

http://www.c20.jp/1936/02226ji.html
翌二十七日になると「朕ガ股肱ノ老臣ヲ殺戮ス、此ノ如キ兇暴ノ将校等、
其精神ニ於テモ何ノ恕スべキモノアリヤ」とか、「朕ガ最モ信頼セル老臣ヲ
悉ク倒スハ、真綿ニテ朕ガ首ヲ締ムルニ等シキ行為ナリ」と、憎悪に近い
御心中を漏らされ、遂には「朕自ラ近衛師団ヲ率ヒ、此ガ鎮定ニ当ラン」

http://hidekih.cocolog-nifty.com/hpo/2005/06/post_5269.html
(若手将校達には)「目的もなければ規範もない、単に純粋性があるだけ」

私たちに近いのは皇道派ではなく、恐れ多くも昭和天皇である!

件名 : 書籍の紹介

いつもご苦労様です。今日は書籍を紹介させて頂きます。
「市民」とは誰か―戦後民主主義を問いなおす
佐伯啓思 著  PHP新書
発行は1997年ですから、特に新しい本という訳ではないのですが、
一読する価値アリです。この本では、日本だけで通用しているおかしな
「市民」「地球市民」の概念と、社会科学で見た「市民」、「市民運動」が
左翼的な性格を帯びるようになった背景や、民衆と政治の関わり方などが
分析、解説されています。政治に何らかのアクションを起こしている我々も、
他人ごとではない部分もあるかも知れないので、
是非読んでみる価値はあるかと思います。


(VIPまとめより)
残念ながら図書館にはありませんでした。
アマゾンのレビューより「市民とは、もともとは共同体と価値観を共有し、
祖国(共同体)のために死ねる人々である」市民というのが近代国家における
国民という意味ならば、確かに国民国家の人民としてナショナリズムを
持っているでしょう。また、リベラル・デモクラシーは言い換えると
反骨精神です。<国家権力は暴走するものである>だから国民はこれを
制御せねばならない。なぜなら主権は国民のものだから。つまり国家は
国民のものである! ここから愛国心が出てきて、外国に対しても反骨精神を
持つわけです。国家(国民と国土、その歴史)と国家権力(政府、君主)とは
別ということなのです。だから<本当の市民は権力と戦わない>というのなら
それは間違い。しかし<市民は国家も国旗も愛さない>も当然間違い。

馬鹿の一つ覚えですが、私は小室直樹の「痛快!憲法学」が好きです。
これは「日本人のための憲法原論」としてリニューアルされるようです。
近代市民としての心構えは福沢諭吉の「学問のすすめ」も良いですよ。
アマゾンでも常に売れ続けていますし、日本最大のベストセラーです。
原文は http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/gakumon.html


6月2日0時更新

平家物語 若い人への古典案内(長野甞一)

平家物語の現代語訳です。平家の台頭から滅亡までが描かれる、
興奮と感動の一大攻防戦。判官贔屓にあらずんば人にあらず!?
(書籍も諸行無常。残念ながら絶版。)

代表的日本人(内村鑑三)

日本人を代表する5人の生涯を、明治時代のキリスト教徒が描いた名著。
もとは英語という点も新渡戸稲造の「武士道」と近い。
西郷隆盛、上杉鷹山、二宮尊徳、中江藤樹、日蓮上人の5人。

・歴史に観る日本の行く末(小室直樹)
日本を救うのは「吉田松陰」だ。松陰が受けた教育、行なった教育。
それらが理想の、究極の教育、奇跡の教育だ! 他に官僚を操る方法等。

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・人をつくる教育 国をつくる教育(小室直樹、大越俊夫)
不登校やニートの若者よ、これを読め! 明日の日本を担うのは君たちだ。
これの前に「歴史に観る日本の行く末」を読んでおくと分かりやすい。
小室直樹入門の書「痛快!憲法学」を最初に読むのもよいだろう。
(あの高杉晋作も実は不登校だった。村塾には他に不良少年たちもいた。)

http://ja.wikipedia.org/wiki/NEET
非常にまじめで完璧主義、物欲などの欲がほとんど無く、
人とのかかわりが苦手なものがニートになりやすいとされる。
このような性格であるため、ニートにはいわゆる“高学歴”の者や、
専門知識に非常に詳しい者が多いとする報告もある。

乃木希典―高貴なる明治(岡田幹彦)

「危ない!人権擁護法案」の展転社から、乃木将軍の伝記が出ている。
奉天会戦では鬼神と恐れられたが、子供たちに院長閣下と慕われた人。
武士道の人として国内外から絶賛されたが、最後まで謙虚、質素を貫いた。
武士には戦局を読む判断力、決断力も必要だが、乃木将軍は備えていた。
21世紀の日本に必要なのは、乃木将軍の武士道だ。

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乃木大将と日本人(スタンレー・ウォシュバン)

アメリカ人従軍記者の本。友人としての将軍を慕い、
また大和魂の精華を見、この本を将軍の殉死後に書き上げた。
実際に戦場にいたという点、外国人の視点であること、
訳文が大変よいことが特徴。幣原喜重郎、徳富蘇峰の推薦文つき。
また、この本を戦後最初に紹介したのは平泉澄先生らしい。


6月14日1時更新

二宮翁夜話(二宮尊徳)

尊徳(徳を尊ぶ)、以徳報徳(徳を以って徳に報いる)というように、
二宮金次郎は「徳」の人です。「徳」とは何かと言うと、「めぐみ。恩恵。
神仏などの加護」(大辞泉)です。以徳報徳とは、恩恵を施すことで恩恵に
報いるということでしょう。それでは誰による恩恵に報いるのかと言えば、
お天道さんなど大自然や、親しい人々、世間の人々からの恩恵だと思います。
生んでくれた御恩、食べさせてくれる御恩など、あらゆる恩恵を人は
受けています。それに対して恩恵を施して報いるのです。これは単なる道徳や
宗教ではなく、実は一種の経済学なんです。「情けは人の為ならず」と
言うように、以徳報徳は人間を栄えさせてくれます。この思想は神道、仏教、
儒教などをいいところだけ採って、その上に二宮翁の経験からくる考えを
融合させています。それを百姓にも分かるように説明しているので、
とても面白いのです。戦前、多くの小学校に銅像が建ち、手本は二宮金次郎と
いうことになりました。この人こそ日本を代表する資本主義者であるのです。
「古道につもる木の葉をかきわけて 天照す神の足跡を見ん」
http://plaza.rakuten.co.jp/jifuku/diary/200601260001/

麻生外務大臣演説 ODA・情けは他人のためならず 平成18年1月19日
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/18/easo_0119.html
旧約聖書によれば、労働とは、アダムとイブが神との約束を破った罰として
与えられたものといいます。ところが古事記には、天照大神が機織小屋から
出てみれば、神々は高天原で働いていたと書いてある。神々が働くくらい
ですから、日本の神話によれば労働とは当然のこととして、
善をなす行いであるわけです。

機織小屋から出てみれば、とありますけれど、天照大神ご自身が機織なさって
いるそうです。労働は尊いことであり、正当に稼いだ富は正しいのです。
天照す神の足跡を見れば、明日の日本の進むべき古道も分かるでしょう。

天理と人道とか、分度と推譲とか、積小為大とかいう話が印象的でした。
私もそのうち2回、3回と読み返すつもりです。

その他、二宮尊徳翁について知るには代表的日本人(内村鑑三)や、
精撰尋常小学修身書(八木秀次監修)がおすすめです。

感動を教えてくれた国語教科書(萩野貞樹)

戦前の国語教科書です。「修身・日本と世界」でも一部読めますが、
国語だけ読みたい時はこの本がいいでしょう(どちらも絶版)。

●文天祥
 支那の宋朝の末、北方に元といふ国おこり、勢日々に盛にして、宋の領地を
をかししかば、宋は次第におとろへて、ほとんど亡びんとするに至れり。
 宋の臣文天祥大いに之をうれへ、義兵を集めて国難を救はんとす。
其の友之を止めていはく、「羊の虎に向ふが如し。危し。」と。
天祥きかずしていはく、「我もとより之を知る。唯国家の危きを如何せん。」
と。出でて元軍に当る。(18ページ 大正7年・5年生)

文天祥については以下に載っています。
靖献遺言 「武蔵野航海記」より
http://plaza.rakuten.co.jp/sailmssn/50000

●楠木正行(小楠公)
 父のゆいごん、母君の教へを守り、かりそめの遊びにだにも、
朝敵を亡ぼすまねびに、余念なし。
 みかどの為に賊兵をおひしりぞけしも幾度ぞ。中にも、山名、細川が、
一萬余騎を、一戦に、破りし武略めざましや。(以下略)
(40ページ 明治19年・4年生・坪内逍遥の検定教科書)

●笑ひ話
 月と日と雷が同じ宿屋にとまりました。朝、雷が目をさまして見ると、
月と日が居りません。宿の者にきくと、「もうとうにお立ちになりました。」
と言ひます。雷はかんしんして、「ああ、月日の立つのは早いものだ。
自分は夕立にしよう。」(119ページ 大正7年・3年生)


06年8月27日0時更新

スイスと日本  国を守るということ(松村劭)

国防入門の書。民間防衛を読んだ人なら、この本をよく理解できるはず。
真の平和主義者ならば、いつでも戦争できるよう備えねばならない。
「人間は弱いがゆえに戦争する。平和を手に入れるためには
人間は知力・気力・体力が強いことが基本的条件になる。
すなわち、強い国家は平和を手に入れることができるのだ」
スイスほど防御が固い国はない。では日本をスイスのような堅固な国家に
するにはどうすればいいのか。まず、大陸国家と海洋国家の違いを理解する。
それから、地政学や政治力学、国体、民族性など多くのことを考慮に入れねばならない。
ただ一つ共通しているのは、福沢諭吉の言うとおり「一身独立して一国独立す」
「独立自尊の気概を持たない者は愛国心を持たない」だ。
スイスから国防力と愛国心の強さを学ぼう。政治家はもちろん、全国民が
この本に書かれているくらいのことは理解しておきたい。そうでなければ、
いつまた日本は戦争を迫られるか分からない。また、民間防衛(30,31P)には
次のように書かれている。「軍隊」「国民保護の制度」「政治的な防衛」
「経済的な防衛」「社会的な防衛」「心理的な防衛」

民間防衛で特に重要な部分は、以下のページに全て引用されています。
スイス政府「民間防衛」に学ぶ
http://nokan2000.nobody.jp/switz/

「ここに、日本国の名誉と誇りの、長い歴史は、その幕を閉じたのである」
あるいは「日本の独立は、われわれ国民一人一人にかかっている」
どちらを選ぶかは日本国民自身の問題なのだ。

--------------------------------------------------------------

吉田松陰(ハインリッヒ・デュモリン)

天照の神勅に「日嗣の隆えまさんこと、天壌と窮りなかるべし」と之れあり候所、
神勅相違なければ日本は未だ亡びず、日本未だ亡びざれば正気重ねて発生の時は必ずあるなり。
只今の時勢に頓着するは神勅を疑ふの罪軽からざるなり。
皇神(すめかみ)の誓ひおきたる国なれば 正しき道のいかで絶ゆべき
道守る人も時には埋もれども みちしたえねばあらわれもせめ
矩方(のりかた)
堀江克之助宛、安政6年10月11日(38P。以下のサイトに写真あり。)
http://ddb.libnet.kulib.kyoto-u.ac.jp/exhibit/ishin/shouin/doc/kaisetsu_j/no07.html

学問の節目を糺し候事が誠に肝要にて……尊皇攘夷の四字を眼目として、
何人の書にても何人の学にても其の長ずる所を取る様にすべし。
入江杉蔵宛書簡、安政6年10月20日(61P)

妹の千代に宛てた手紙(安政元年12月3日)のなかで、「仏と申すものは
信仰するに及ばぬ事なり。されど強ち人にさからうて仏をそしるも入らぬ事なり」(63P)

本書の解説には以下のうち、3つ目の歌が出ている。
http://www9.ocn.ne.jp/~shohukai/4kaikensyujyuku/ryukonrokuwoyomu.htm
かきつけ終りて後(留魂録)
 心なることの種々かき置きぬ思ひ残せることなかりけり
 呼びだしの声まつ外に今の世に待つべき事のなかりけるかな
 討たれたる吾れをあはれと見ん人は君を崇めて夷払へよ
 愚かなる吾れをも友とめす人はわがとも友とめでよ人々
 七たびも生きかへりつつ夷をぞ攘はんこころ吾れ忘れめや


06年11月20日20時更新

件名 : 推薦図書として

元空自将校で軍事評論家の佐藤守氏監修による
「図解 これが日本の戦争力だ!  北朝鮮、暴発!? そのとき、日本は」
が本日発売になります。日本の現状を含め、基礎から軍事について学ぶ
良い教科書となりそうです。そちらでも紹介をお願いします。

人権擁護法案マガジン第185号(10月9日発行)

愛国心の教科書(渡邊毅)

二宮翁夜話を現代語訳した渡辺毅さんの著書です。
Amazonによると、この方は現役中学教師らしい。以下引用。

「愛国心教育」というと、「国を愛せ」ということを教え込むことだ、などと
認識している人が世間にはいるようだが、これは親が子供に「親を愛せ」と
言っても子供の心は動かないのと同様、本当の愛国心教育にはなり得ない。
本当の愛国心教育とは、「日本」という国がどんな理想を持って歴史を
歩んできたのか、そしてその国のもとに「日本人」はどのように育まれ、
あるいは貢献してきたのか、などを教わることである。(出版社による解説)

元アメリカ軍人の言葉
「自分は何回もペリリュー島へ行ったが、日本の若者がダイビングの目的で
ペリリューへはよく来ているようだ。そういう若者に会うと必ず、この島で
日本軍がいかに勇敢に戦ったか話して聞かせることにしているが、誰も熱心に
耳を傾けてくれない。これら日本の若者は遊ぶことにしか関心がないと見える
英霊を顕彰することを怠ることは一つの犯罪である。……若者が、国に命を
捧げた先輩の英霊を敬う精神を失っては、やがて国は亡びるしかないのでは
なかろうかと、余計なことかも知れないが心配している」(177P)

「アメリカの青年たちよ。東洋には、すばらしい国がある。それは日本だ。
日本には君たちが想像もつかない立派な青年がいる。ああいう青年がいたら、
やがて日本は世界の盟主になるに違いない。奮起しろ!」
こういって、終戦後間もなく全米を講演したスプルアンスというアメリカ人が
いました。彼は、硫黄島で日本軍と激戦を繰り広げたアメリカ軍司令官でした。(272P)

杉原千畝「……もしここに陛下がいらっしゃったら……陛下は目の前の
ユダヤ人を見殺しになさるだろうか、それとも温情をかけられるだろうか。
そう考えると、結果ははっきりしていました。私のすべきこそは、
陛下がなさったであろうことをすることだけでした」(192P)

「世界の奇跡」といわれるわが国の戦後の驚異的な経済発展を底流で
支えたのは、二宮尊徳の道徳思想であると近年力説している人が、北京大学
日本文化研究所所長・劉金才(りゅうきんさい)教授です。(69P)
(註:国際二宮尊徳思想学会の会長)

アメリカ人のパール・S・ビース博士(エール大学教授)は、この神武天皇の
言葉(註:八紘一宇)について、「人類は五千年の歴史と二度の世界大戦の
惨禍を経験した結果“一つの世界”を理想とする国連憲章を結んだが、
日本の建国者は、二千年も前の建国当初に世界一家の理想を述べている。
これは人類文化史上、注目されるべき発言であろう」(81P)

イギリスの雑誌「評論の評論」(1912年)は、次のような賛辞を
贈っています。「五箇条の御誓文を拝するに、ああ、西暦1868年の
この時点において、ここに漲るごとき感情は、ヨーロッパのいかなる帝王の
口からも発せられたことはなかったのである!(中略)思うに、世界中の帝王
政治家はひとしく明治天皇に学び、そこからインスピレーションを得て、
治国のために以って指針とすべきである」(126P)

(註:明治憲法制定の)審議が行なわれていたある日、天皇の皇子昭宮様が
薨去されるという悲報が伝えられました。……天皇は、「会議は中止するに
及ばぬ……」と仰せられました。これを聴いて金子(註:堅太郎)は、
「皆は顔を上げることができずに、首を垂れて涙し、陛下の御意中を恐察し、
憲法の制定という重大な政務を知りました」と語っています。(128,129P)

ここに引用した言葉だけでは、どのようなことに対して言われているのか、
分かりかねると思いますので、ぜひ本を読んでみてください。
どの話も感動的で、愛国心の教科書という名に相応しいものになっています。

(ここではスペースの関係上、メルマガ掲載時のものを大幅に削りました。)

道徳の教科書―善く生きるための八十の話(渡辺毅)

本書は「二宮翁夜話」「愛国心の教科書」より前の出版。「二宮翁夜話」を
第一に読んでほしいと思うが、3冊とも素晴らしい。

「宝島」で有名なイギリスの作家スティーブンソンは、松陰のことを、
「人類史上もっとも高潔な人物である」と評しています。(16P)
「ジキル博士とハイド氏」の著者であるスティーブンソンは、吉田松陰の
伝記を最初に書いた人物である。

「志のない者は、魂のない人間に等しい」と吉田松陰が言っていた……
(57P)

サッチャー元首相も、金次郎の教えに共鳴した一人だったそうです。
(112P)

グリフィスは、「皇国」という著書の中で、次のようなことを述べています。
「私は、日本の学生および友人たちに向かって、日本の歴史の中で誰が
もっとも偉いかと、しばしばたずねたことがあったが、誰に聞いても、
いつたずねても、答えは常に決まって、「楠木正成である」であった」
(204P)
「皇国」(The Mikado's Empire)は1876年の出版で、それ以前の話だ。

明治三十六年ドイツで開催された世界国歌コンクールで、「君が代」は
みごと優勝しています。(230P)

日本資本主義の精神(山本七平)

この本は1979年出版だから、まだ日本経済が成長し続けていた頃だ。
今から考えると、当時既に日本資本主義の精神は荒廃してきており、
山本七平を無視したから日本経済は崩壊した、というような状況にある。
この人の業績は他にも多いだろうが、少なくともこの本は第一級のものだ。
小室直樹との共著「日本教の社会学」などと合わせて読むと理解しやすい。
この二人の社会学的研究は、日本人にとって何よりも優れた薬となるだろう。
下のブログはこの二人の影響を大きく受けていると思われる。
武蔵野航海記
http://plaza.rakuten.co.jp/sailmssn/
以下、私(VIP)がこの本を以前読んだ時の感想をもとに要約する。

・日本の機能集団(企業、官庁等)は共同体である(何時からかは不明)。
・終身雇用も年功序列も、共同体には当たり前のことであり、そういう契約が
 あるわけではなく、日本式経営というものでもない。
・共同体はそれ自身のために活動し、機能集団として機能しない場合がある。
・一説によると過労死は企業が共同体であることが原因だとか。
・当たり前だがフリーター、バイト、パート、派遣は共同体の一員ではない。
・機能集団が共同体になることが、日本資本主義の精神の一部なのかは
 実はよく分からない。

(日本の企業は共同体だから)「あいつは会社をクビになった」という
言葉は、その人間のある面、もしくはすべての面の人格的な否定をも
意味している。したがって……辞表を提出させて、自由意志による
退職という形をとるのである。(43P)

そもそも、年功序列制や集団間移動の困難さ(註:終身雇用)などは、
共同体の特徴であって、日本社会の特徴ではない。アメリカであろうと
どこであろうと、共同体においては、これらの特徴はみられるのである。
しかし、一般的にいって、アメリカなどの近代社会においては、普通、
機能集団と共同体とは分化する傾向がみられる。つまり、宗教共同体、
人権共同体、地域共同体などが、企業などの機能集団と重なることは
なくなってゆく傾向が一般的である。
(小室直樹「危機の構造―日本社会崩壊のモデル」157ページ)

日本の官僚制および官僚化した企業組織について、ユージーン・ダテル曰く、
「(ビジネスなどの)失敗に関しては誰にも責任を取らせていない。
市場での失敗から学ぶことをしない。ただ一つだけ許されない種類の
失敗がある。それは官僚的なシキタリを破ることである」
(確か、小室直樹「日本国民に告ぐ」)
これには伝統主義と共同体という二つの理由があると思う。
二つが一体となって、日本を破滅に追いやるのだ。大東亜戦争の敗戦しかり。

・労働は宗教的行為(成仏のため、あるいは日本神話・教育勅語?)。
・結果として正当に得た利潤は正しい(善)。多ければ多いほどよい。
・定年退職になると生きがいをなくすことになる。
・エコノミック・アニマルと呼ばれる原因はこれ。
・ニートは日本資本主義の精神の崩壊が原因か?

鈴木正三は、農民は農業を、職人は工業を、商人は商業を一心不乱に
行うことが、成仏のための修行であり、それ以外の修行や念仏は
不要であると説いた。

正三のこのような発想には、戦乱から秩序へという時代的背景が
あったであろう。……「戦国の夢」は消え、一種の精神的閉塞状態を
招来した。士農工商は徐々に固定していき、人びとが何に「生きがい」を
求めてよいか分からぬ時代が来た。……もとを探れば、やはり禅から
きたものであろう。……一心不乱に剣術を学ぶのは「殺し屋」に
なるためでなく、禅の修業と同じであるという考え方である。(102P)

(石田)梅岩が説いたのが働く者の倫理なら、(上杉)鷹山などの
明君が残したものは経営者の倫理なのである。(148P)

内村鑑三の「代表的日本人」には上杉鷹山と二宮尊徳が出てくる。
尊徳の「二宮翁夜話」もよい。特に二宮尊徳が説くのは、分度を定めて
倹約すること、物には感謝し大切にすること。

・ちょっと関係ない話

日本において、血縁社会の原則を明確に法制化しているのは、明治における
皇室典範だけだといわれる。すなわち皇位継承は男系の男子に限り、
その継承順位は血縁の順位であって、擬制は一切認められていない。
(37P)

日本においては男系が血の繋がりであり、支那との違いは養子を認めている
ことである。しかし皇室において養子を認めれば、私でも天皇になれることに
なる。そもそも日本人は血の繋がりを重視しないから、養子を認めているので
皇室が特に血縁を重視する集団である以上、男系継承が守られる必要がある。

http://members.jcom.home.ne.jp/j-miyaza/page400.html
小室氏によれば、当然中国では宗族の異なる血縁でないものを養子にすること
はできない。欧米では日本と同じに他人を養子にすることはできる。
しかしその養子には相続権はない。その点で日本と異なる。



●これまでにご紹介した本の一覧(紹介順)

★★★おすすめ ★よい ☆管理者未読

民間防衛(スイス政府)★ http://nokan2000.nobody.jp/switz/
学問のすすめ(福沢諭吉)★★★ http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/gakumon.html
日本を蝕む人々(渡部昇一、屋山太郎、八木秀次)
新しい歴史教科書(藤岡信勝)
韓国・中国「歴史教科書」を徹底批判する(勝岡寛次)
日本人はとても素敵だった(楊素秋)★★★
学校でまなびたい歴史(齋藤武夫)★
物語日本史(平泉澄)★★★
1984年(ジョージ・オーウェル)
茶色の朝(フランクパヴロフ、ヴィンセントギャロ)
公明党・創価学会の真実(平野貞夫)☆
実録!平成日本タブー大全(一ノ宮美成)☆
国を売る人びと(渡辺昇一、林道義、八木秀次)☆
フェミニズムの害毒(林道義)☆
間違えるな日本人!(林道義)☆
論戦布告(八木秀次)☆
論考憲法学(八木秀次ら共著)☆
夫婦別姓大論破!(八木秀次、宮崎哲弥)☆
新国家論 まっとうな日本を創るために(平沼赳夫)☆
アドルフに告ぐ(手塚治虫)
「保守」の復権(辻貴之)
マンガ中国入門(ジョージ秋山、黄文雄)
教育勅語(大原康男)★
修身・日本と世界(小池松次)
精撰尋常小学修身書(八木秀次)★★★
情報鎖国・日本―新聞の犯罪(高山正之)
福翁自伝(福沢諭吉)★
先生、日本のこと教えて(服部剛)★
人にはなぜ教育が必要なのか(小室直樹、色摩力夫)★
男性的日本へ(日下公人)☆
まんがで読む 平成17年版 防衛白書
語られなかった皇族たちの真実(竹田恒泰)★★★
たった一人の30年戦争(小野田寛郎)★
世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰(波田野毅)★
マンガ嫌韓流2(山野車輪)
あぶない!「人権擁護法案」(日本会議)
私の昭和史(末松太平)☆
「市民」とは誰か(佐伯啓思)☆
平家物語 若い人への古典案内(長野甞一)★
代表的日本人(内村鑑三)★
歴史に観る日本の行く末(小室直樹)★
人をつくる教育 国をつくる教育(小室直樹、大越俊夫)★
乃木希典―高貴なる明治(岡田幹彦)★★★
乃木大将と日本人(スタンレー・ウォシュバン)★★★
二宮翁夜話(二宮尊徳)★★★
感動を教えてくれた国語教科書(萩野貞樹)★
スイスと日本  国を守るということ(松村劭)
吉田松陰(ハインリッヒ・デュモリン)
図解 これが日本の戦争力だ! 北朝鮮暴発!?そのとき、日本はどうなる?どうする!(佐藤守)☆
愛国心の教科書(渡邊毅)★★★
道徳の教科書―善く生きるための八十の話(渡辺毅)★
日本資本主義の精神(山本七平)★

痛快!憲法学(小室直樹)★★★
日本国憲法の問題点(小室直樹)★
反「人権」宣言(八木秀次)
講談社火の鳥伝記文庫 坂本竜馬、高杉晋作、西郷隆盛、勝海舟
松下村塾と吉田松陰(古川薫)
吉田松陰・留魂録(吉田松陰、古川薫)★★★
講孟箚記(吉田松陰、近藤啓吾)
吉田松陰(海原徹)
奇蹟の今上天皇(小室直樹)
皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉(中川八洋)
日本人のための宗教原論(小室直樹)★
論理の方法(小室直樹)★
数学を使わない数学の講義(小室直樹)
数学嫌いな人のための数学(小室直樹)
日本教の社会学(山本七平、小室直樹)★
日本国民に告ぐ(小室直樹)
日本神話 日本人の心のルーツが見えてくる!(吉田敦彦)★
ビギナーズ・クラシックス 古事記(角川書店)
古事記夜話(中村武彦)
教科書が教えない神武天皇(出雲井晶)
歪められた日本神話(萩野貞樹)★
昭和天皇 ご生誕100年記念(出雲井晶)★★★
東郷平八郎―近代日本をおこした明治の気概(岡田幹彦)★★★
中国の「核」が世界を制す(伊藤貫)★★★
中国は日本を併合する(平松茂雄)★★★
危ない!人権擁護法案(人権擁護法案を考える市民の会)


★★★おすすめ(15冊)
物語日本史(平泉澄)
学問のすすめ(福沢諭吉)http://www.slis.keio.ac.jp/~ueda/gakumon.html
痛快!憲法学(小室直樹)
吉田松陰・留魂録(吉田松陰、古川薫)
昭和天皇 ご生誕100年記念(出雲井晶)
乃木希典―高貴なる明治(岡田幹彦)
乃木大将と日本人(スタンレー・ウォシュバン)
東郷平八郎―近代日本をおこした明治の気概(岡田幹彦)
二宮翁夜話(二宮尊徳)
精撰尋常小学修身書(八木秀次)
日本人はとても素敵だった(楊素秋)
愛国心の教科書(渡邊毅)
中国の「核」が世界を制す(伊藤貫)
中国は日本を併合する(平松茂雄)
語られなかった皇族たちの真実(竹田恒泰)

★よい(21冊)
歴史に観る日本の行く末(小室直樹)
日本国憲法の問題点(小室直樹)
代表的日本人(内村鑑三)
教育勅語(大原康男)
人にはなぜ教育が必要なのか(小室直樹、色摩力夫)
学校でまなびたい歴史(齋藤武夫)
道徳の教科書―善く生きるための八十の話(渡辺毅)
平家物語 若い人への古典案内(長野甞一)
歪められた日本神話(萩野貞樹)
日本神話 日本人の心のルーツが見えてくる!(吉田敦彦)
世界の偉人たちが贈る日本賛辞の至言33撰(波田野毅)
たった一人の30年戦争(小野田寛郎)
日本資本主義の精神(山本七平)
日本教の社会学(山本七平、小室直樹)
福翁自伝(福沢諭吉)
日本人のための宗教原論(小室直樹)
感動を教えてくれた国語教科書(萩野貞樹)
論理の方法(小室直樹)
先生、日本のこと教えて(服部剛)
人をつくる教育 国をつくる教育(小室直樹、大越俊夫)
民間防衛(スイス政府)http://nokan2000.nobody.jp/switz/

皆さんもお勧めの本ございましたら、ぜひお教えください。

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